UNSUSTINABLE

「PETALOPOLIS」の続編として、BOOK AND SONSでの個展の際に発表した作品集。 東京の都市風景を極端に引き伸ばし、グラフィカルに構成した作品13点を集めた短編作品集。
開発されつくされ、上にしか伸びることができない東京という都市。その様は強制的に上へ上へと引き伸ばされているようにも感じる。 既刊「PETALOPOLIS」で縦構図の写真群によって提唱された東京の未来の都市風景への批判的な視線を、より縦に長く、単一に伸びていく抽象的な視覚表現へ昇華し、現在の都市のありさまを「unsustainable」=持続できないものとして示唆している。 
書誌情報 

A4縦 フルカラー16ページ(カレイドインク) 
スクラム製本(OPP袋入り) 図版13点 
デザイン:泉美菜子(PINHOLE)
 プリンティング・ディレクション:熊倉桂三(山田写真製版所)
 印刷:山田写真製版所


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PINHOLE BOOKS
PETALOPLOIS

縦構図による都市写真の新境地を開拓した作品群で構成し、それらを「MEGALOPOLIS」の先にあるもの、GIGA、TERAよりもさらに大きな単位である「PETA」と合わせた造語「PETALOPOLIS」として総括。

限定500部 本文A4サイズ フルカラー64P  特装版 SOLD OUT
糸かがりっぱなし綴じ製本
著者によるテキスト収録
デザイン:泉 美菜子(PINHOLE)
編集補佐:角 由紀子 テキスト
英訳:青木ユリシーズ Ulysses Aoki


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PEELING CITY
山谷や築地市場に密着して撮影した写真で知られる新納翔の新作写真集は、東京を中心に、一回り大きな視点で撮影されたスナップショットを集成したものだった。東京オリンピックへ向けて、急速に変化していこうとする都市の表層を引き剥がし、欲望のうごめきを引き出そうとしている。的確なカメラワーク、巧みな写真の配置は、高梨豊の1960年代の名作「東京人」を思い起こさせる。「TOKYO1964」から「TOKYO2020」へ。新納と高梨の写真を比較してみると、2つの時代の「差異と反復」が、シンクロして浮かび上がってくるのではないだろうか。 ― 飯沢耕太郎(写真評論家)

Sho Niiro’s latest photobook was taken in and around Tokyo in the ten years between 2007 and 2017.

“In this superficial society, a camera permits its owner for just an instant to scoop out an aspect that should not be shown to other people […] Intent on collecting these fragments and revealing the essence of society, I have released the shutter in order to strip away false masks and capture the truth that has been driven below the surface by the pressure of society.” — from Sho Niiro’s statement

“When we carefully peel pff the surface of this gorgeous city through the medium of these photographs, we find a domain of profound darkness spreading out before us. The act of paying greater attention to the depths of that domain must not cease at this point.” — from Kotaro Iizawa’s afterword
縦249mm×横255mm×幅17mm|138頁|
上製本|クロス装
価格:5,500円(税別)

テキスト:飯沢 耕太郎(写真評論家)
帯文:中沢 新一(文化人類学者)
デザイン:伊野 耕一(INO DESIGN)
印刷:渡辺美術印刷株式会社
AGFA社製 ケミカルレスCTPプレートAZURAによるSublima240線 高精細印刷

ご希望の際はCONTACTよりご連絡ください。
築地0景
Tsukiji Zero
■写真集300部限定発売

32頁、中綴じ、B5サイズ
カバー、帯付き

高級用紙ヴァンヌーボ使用
■執筆:飯沢耕太郎(写真評論家)
物陰に潜むモノたちの感触を、静かに撫でるように写しとっていく新色のやり方によって、化粧を落とした築地の素顔が、ありありと浮かび上がってくることになった。
いったん「0」に戻り、そこから新たな時間が刻まれていく。
新納は「いま」の築地を撮影しながら、その先の未来を見通しているように思える。(抜粋)
¥2,000(税込)

ご購入希望の方には、ご郵送も承っております。

その場合、2,500円(写真集2,000円+送料・手数料)を指定の口座へお振り込みいただいた後に、レターパックでのご発送となります。
Another Side 

定価:2.800円(税別)仕様:96頁、写真72点(デジタルカラー)231mm×156mm
出版:LibroArte
デザイン:match and company
文:田村彰英

掲載写真の各キャプションをご覧になれます。
推薦文(一部抜粋)
Akihide Tamura新納翔君の作品を見ていると、私が若かった頃の事を思い出す。解決困難な時代に、新納翔君の作品は全ての表現行為を超え、一番新しく輝いている作品である。

山谷 Sanya
販売価格:¥2.000-(税込み)with Sanya Map designed by Asuka Sato
禪・フォトギャラリー刊(2011年)
1000部限定
48頁
掲載作品22点
サイズ182x128 mm
Text in 2 Languages,
Japanese, English
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